30代男性「前歯の被せ物が取れた」不揃いだった前歯の色や形を、新しい被せ物とホワイトニングで美しく整えた症例
2023.04.03
患者 | 30代男性 |
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主訴 | 「前歯の被せ物が取れた」とご相談をいただきました。 |
診断 | 拝見したところ、左上前歯(中切歯/1番)の被せ物が取れていました。 被せ物が取れた歯以外の前歯5本(右上中切歯/1番、左右上の側切歯/2番、左右上の犬歯/3番)も、治療時期や方法が異なるために色や形が不揃いで、見た目や噛み合わせが悪くなっていることを患者様は気にされていました。 また、上下の前歯同士が非常に強く当たっていました。 詰め物や被せ物が劣化してぴったりフィットしていないことが原因で汚れが付きやすく、歯肉も腫れており、虫歯や歯周病のリスクが高い状態だったため、新しく被せ物や詰め物をやり直す必要があると判断しました。 |
行った ご提案・ 治療内容 |
今までのように被せ物が取れた歯1本だけの治療を行うと、歯の寿命が短くなったり、以前と変わらず見た目がバラバラの状態が続き、噛み合わせも改善できません。 そのため、治療が必要な前歯4本(左右上の中切歯、左右上の側切歯)をまとめて被せ直し、左右上の犬歯2本の被せ物を研磨することで、全体の色味や形の統一と噛み合わせを調整する治療方法をご説明し、ご希望されました。 また、歯を白くする「ホワイトニング」をしてからトーンアップさせた色味の被せ物を作製することによって、全体的に口元の印象が明るくなることをご提案し、ご了承いただきました。 さらに、当たりが強かった前歯の調整のために、被せ物をする歯の神経の処置や土台の角度調整を行い、奥歯部分の高さも上げました。 |
治療期間 | 約10ヶ月 (治療の中断時期を含む) |
治療回数 | 13回 |
費用 | 860,000円 <内訳> 被せ物 200,000円×4本 歯の土台 30,000円 ホームホワイトニング 30,000円 |
術後の 経過・現在の様子 |
前歯に新しい被せ物が入り、しっかり噛めるようになりました。 汚れも溜まりにくくなり、歯肉も良い状態を保っています。 患者様にも「色や形が良くなった」と大変お喜びいただきました。 |
治療の リスク |
・装着に際し、天然歯を削る必要があります。 ・強い力が加わった場合、被せ物が割れる可能性があります。 |
治療前
治療中
被せ物の型取り「印象」時の写真
治療後