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30代女性「前歯をきれいにしたい」変色した詰め物や歯に合わない被せ物を除去して自然な白さの「オールセラミッククラウン」で修復し、見た目の美しさを長期間維持させている症例

2023.08.30


患者 30代女性
主訴 「前歯をきれいにしたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、患者様は上の前歯数本をプラスチック樹脂「コンポジットレジン」の詰め物と白い被せ物で治療されていました。
詰め物は茶色っぽくくすんだ色になっており、被せ物も形や色が周りの歯と合っていない状態で、審美性が損なわれていました。
行った
ご提案・
治療内容
古い被せ物や詰め物を除去してから、自然な白さで適合の良い被せ物「オールセラミッククラウン」で修復し直す治療をご提案し、同意いただきました。

被せ物や詰め物を除去する際、土台に細菌感染が認められた歯に関しては根の治療「根管治療(こんかんちりょう)」を行い、歯が長持ちするように努めました。

今回のケースは治療部位が前歯であり、お口を開けた時によく見えるため、審美的な配慮が求められます。
そこで、新しい被せ物は隣の歯の色調や形態、患者様のお顔立ちに合わせて丁寧に作製し、自然な見た目に仕上げました。

治療期間 根管治療開始から6ヶ月
治療回数 20回
費用 1,100,000円
術後の
経過・現在の様子
治療終了から24年が経過し、現在も自然で美しい見た目を維持しておられます。
左上の前歯(中切歯/1番)のみ、患者様のブラッシングの力が強いために歯ぐきが下がり、歯の根元が露出して黒く変色しているのが目立ち始めていますが、患者様は「笑っても歯ぐきが見えない方なので、特に気にならない」とお話されていました。

治療部位をより長くお使いいただけるよう、今後も定期的な検診でご通院いただく予定です。

治療の
リスク
・歯の神経がない「失活歯」は破折しやすいため、前歯で噛み切ることは控えていただく必要があります
・被せ物の装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

治療前

治療後


治療終了から24年後の写真です。
自然で美しい見た目が維持されています。