歯ぎしり、食いしばりにご用心!
2016.04.21
初めまして。サンデンタルクリニック新入医局員、歯科医師の志賀健太郎です。これから頑張って参りますので、よろしくお願い致します。
さて、皆さん歯ぎしりや食いしばりについて自覚した事はありますか?
『歯ぎしりは寝ている時にするもの』というイメージをお持ちの方が多いのですが、実は起きている時にも無意識にしていることが多いのです。車の運転中、パソコンやスマホ画面を見つめている時…など、人によって食いしばりをするシチュエーションは様々です。食いしばりや歯ぎしりが長く続くと、虫歯でないのに歯が欠けた、詰め物が取れた、歯がしみるようになった等、様々な症状が現れる確率が高くなります。負担がかかりすぎると歯自体が痛くこともあります。
口の中には、歯のエナメル質の亀裂や歯茎の下の骨がコブのように盛り上がる(骨隆起といいます)等の兆候が現れますので、比較的チェックする事は簡単です。歯ぎしりや食いしばりに気がついた時は、歯を離したり、深呼吸する等してリラックスをしましょう。
意識をする事が重要ですよ。
気になる方もぜひ治療や定期検診の際にチェックを受けてみて下さいね。