低気圧と体調不良
2015.05.14
こんにちは。歯科医師の細野です。
先日は季節外れの台風が通り過ぎてゆきました。歯医者さんに行くのも億劫になるような荒れ方になるといやだなぁと思っていましたが、各地に被害も出てしまったようですし、ここ新宿でも大雨が降りました。
台風というのは「低気圧」です。
気圧の低い日には「頭痛や肩こりが悪化する」、「体調が悪化する」、「だるい」、などを訴える方が多いようです。低気圧時はなぜ体調不良になるのでしょうか?
われわれは、常に大気から押さえつけられて生活をしています。気圧がさがると大気からの圧力も低下して体が膨張します。この膨張によって血液やリンパの流れもユルくなってしまい平常時よりも血行不良を起こし、体調不良になってしまうんです。
血行不良を解決するためには軽い運動をしたりゆったりと入浴をしたりするとよいでしょう。
また、低気圧時の体調不良や偏頭痛には頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボを刺激すると効きますよ。
このツボには「自律神経」の働きをととのえて血管の機能を正常化させるという効果があります。
ぜひ試してみてください。