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サンデンタル通信

益軒は83歳にして抜歯なし

2021年01月26日

こんにちは。鍼灸師の青山です。

今注目をあびている江戸時代の暮らし方ですが、『養生訓』という健康に関する本を著した儒学者・貝原益軒(かいばら えきけん、1630-1714年)は、83歳で歯を1本も失っていなかったそうです。本の中でこんなことを書いています。

「温湯で口をすすぎ、乾いた塩で上下の歯と歯ぐきをみがき、温湯を含んでもう一度口をすすぐ。毎朝行えば、老いても歯が抜けず、むし歯にもならない。若いときに歯が強いからといって硬いものをかみ割ると、老いてから歯が早く落ちる。楊枝を歯ぐきに深く刺してはいけない。歯根が浮いてしまう。熱湯で口をすすぐと歯を損なう」

ずいぶん具体的で詳細ですが、その効果は、本人の健康が証明済みですね。

ところで益軒は、口をすすぐ、歯をみがくに加えて、第三の方法をすすめています。それは「毎日、時々、歯をたたく事三六度すべし。歯は硬くなり、虫くはず、歯の病なくなる」
これは、たたくというより、歯をカチカチと何回も噛みあわせる方法で、中国伝来の健康法でした。ただし、効果はわかりませんが、ご参考まで。