12月, 2020年
ストレスと歯ぎしり [2020年12月28日]
こんにちは、歯科助手の中桐です。
新型コロナウイルスが再度流行りはじめ外出自粛などストレスを感じることが多くあると思います。そんなストレスによって寝てる間に歯ぎしりをしてしまう方もいるのではないでしょうか?
歯ぎしりには大きく分けて三つのタイプがあります。
一つは「ギリギリ」と歯をすり合わせるもので、一般的に歯ぎしりと呼ばれているものは主にこれです。
次に「ギュッ」と上下の歯を強くかみ合わせる歯ぎしりです。これは歯や歯を支えている骨に大きな負担がかかり、歯周病が進行しやすくなる可能性があります。
最後はまれなタイプですが、「ガツガツッ」と歯をぶつけあう歯ぎしりがあります。いずれの歯ぎしりも顎の疲れ、肩こり、片頭痛などの原因となることがあります。
歯ぎしりはストレス解消の為に無意識に行われてしまいます。
そのため、歯科医院で最も一般的に行われる治療法は、「ナイトガード」というマウスピースを作り、夜に装着して寝てもらう方法となります。
マウスピースを装着することによって歯を守るだけでなく、装着することにより安心感を得て、少しでもストレスを軽減させるということも大きな目的の一つです。
当院でもマウスピースをお作りできますので、気になる方は担当医や歯科衛生士に一度相談されることをおすすめします。
年末年始の診療について [2020年12月25日]
年末年始の診療は以下となります。
12/28(月) 9:30~13:30 午前診療のみ
12/29(火) 9:30~13:00 14:00~18:00
12/30~1/3 休診
1/4~ 通常診療
嚥下体操 [2020年12月25日]
皆さんこんにちは。歯科医師の河村です。
コロナ禍のなか今年もわずかとなりました。
今回は嚥下体操についてお話しします。(嚥下)とは『飲み込み』のことで、舌やお口の周り、首などの筋肉を使って、食べ物や飲み物を喉の方へ送り込み、喉を通過した食べ物をさらに食道へ送り込む一連の動作を示します。嚥下体操は、その為に必要な筋肉の体操です。
嚥下体操を続けて行くことは、笑顔をつくることや、おしゃべりすることにもつながります。これは、使っている筋肉がほとんど同じためです。
嚥下体操を実施する1番良いタイミングは、お食事の前です。お口やほほを動かすことで、だ液がよく出るようになり、飲み込みやすく食べやすくなりますので、誤嚥を防ぐことにもつながります。『テレビをみながら』『お風呂に入りながら』でも良いでしょう。無理せず毎日継続していくことがポイントです。
嚥下体操は次の9つの項目で構成されています。
01. 姿勢
まずは、姿勢を整えて座り、全身の筋肉バランスを整えます。
02. 深呼吸
鼻から吸って、お口から吐きます。長く息を吐くようにしましょう。
嚥下体操を始める前に、気持ちや緊張した筋肉をリラックスさせます。
03. 首の体操
嚥下に関係する筋肉は、首に多く集中しています。
筋肉をゆっくり動かして筋肉をほぐすことで、食べる準備を始めます。
04. 肩の体操
息を吸いながら肩を引き上げて、スッと力を抜くように息を吐きながら肩を下げます。
05. 口の体操
お口の周りの筋肉をほぐし、動かすためのトレーニングです。大げさにお口を動かしましょう。
06. 頬の体操
お口の中に空気をため、ほほを内側から膨らませる筋肉のトレーニングです。しっかり噛むために、また、食べこぼし防止や、鼻へ食べ物が流れ込むのを防ぎます。
07. 舌の体操
食べること、そして発音をするために欠かせない舌。咀嚼時、嚥下時の舌の動きを保つことができます。
08. 発音練習
「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、唇や舌を動かします。唇、舌の動きを目的別にトレーニングします。
09. 咳ばらい
誤嚥した際に、むせるためのトレーニングです。
やりすぎてしまうと喉を痛めることもあるので2~3回程度でかまいません。
以上、すごもり正月に是非始めてはいかがでしょう。
お口の健康は、全身の健康 [2020年12月14日]
こんにちは、歯科医師の坂田です。
もう外はすっかり寒くなり、本格的な冬の季節となりました。それと同時にやはり今、皆さんが心配されているのが新型コロナウイルス感染症の第3波到来ですよね。皆さんそれぞれ独自に感染予防対策をされていることだと思います。この新型コロナウイルスも色んな国や地域で急速に研究が進み、以前に比べかなりの事がわかってきております。そのひとつとして、このウイルスは決して呼吸器系だけの疾患ではないと言うこと。亡くなった方の中には合併症として肺塞栓や脳梗塞、心筋梗塞も認められています。
さて、実はお口の中の病気「歯周病」でも様々な合併症があることを皆さんはご存知でしたでしょうか?一番有名なのはやはり「糖尿病」。これはご存知の方も多いと思います。その他にも心筋梗塞や狭心症、脂肪肝炎、骨粗鬆症や、なんとアルツハイマー型認知症にも関連があることが最近の研究でわかってきています。その原因と言うのが歯周病を引き起こす一番の原因と言われている「P.g.菌(Porphyromonas gingivalis)」。この菌が口腔から色んな臓器へ行き、そこで毒素を出して疾患を悪化させたり障害を引き起こしたりしているのです。
また歯周病などで歯を失って自分の歯が少なくなってしまうと、要介護になる確率がなんと15倍に、早死や寝たきりになるリスクもなんと8割増しに増加してしまうと言う研究結果も出ています。つまり、「歯数が老後の生活を左右している」と言っても過言ではありません。
ですから、日頃のブラッシングなどのセルフケアはお口の健康を守るのはもちろんの事、それと同時にご自身の「身体の健康」をも守っていると言うことを皆さんに知っておいてほしいのです。
さあ!ぜひ今からでもしっかりとしたセルフケアを行い、老後の生活をより良いものにしていきましょう!歯磨きの仕方や歯間ブラシ、フロスの使い方についてわからないことがあればお気軽にいつでもご相談下さい。
免疫力をアップする為のサプリ [2020年12月10日]
こんにちは!サンデンタルクリニック受付の丸田です。
今日は免疫力をアップする為のサプリのお話をしたいと思います。
コロナの第3波が来たと言われていますが、消毒などももちろん大事ですが自分の免疫力を高めておかないと感染リスクはあがってしまいます。
そこで当院でも販売しているサプリのご紹介です。
気軽に始められて毎日飲むだけでお手軽です!
①ビタミンC
ストレスや喫煙などで消費されると言われています。このご時世ストレスが溜まりやすくなっていると思うので必須の栄養素だと思います。コラーゲンの合成を促進してくれたりメラニンの生成を抑制してくれたり美容面でも嬉しいことあり!
②ビタミンDオメガ3
日光に当たる機会が少ないと不足すると言われてる栄養素です。冬は日照時間がどうしても短くなってしまうので今の時期に特におすすめのサプリです!免疫力だけでなく骨にもいいとされている栄養素です。
③コエンザイムQ10
疲労を回復すると言われているサプリです!美容やダイエットにもいいとされていて、女性にいいことづくしのサプリになってます。
普段の食事からだけでは充分な栄養素が摂れないこともあります。そう言う場合はサプリで補ってあげるのもいいと思います。気になった方は受付までお問い合わせください!
電動歯ブラシ っていいの? [2020年12月01日]
こんにちは、歯科衛生士の石田です。
今日は電動歯ブラシについてお話したいと思います。時々、患者様に『電動歯ブラシっていいの?』と聞かれることがあります。実際どうなのでしょうか?
電動歯ブラシには①電動歯ブラシ②音波ブラシ③超音波歯ブラシの3つがあります。
①電動歯ブラシ
ブラシが前後左右または回転して動くことで汚れを落とす
→歯の全ての面にブラシが届いていなければならないため、角度を変えて磨かなければならない
②音波歯ブラシ
音波による振動で汚れを浮かし、ブラシでこすって汚れを落とす
→汚れは浮かしてくれるが最終的にはブラシを動かして磨かなければならない
③超音波歯ブラシ
音波ブラシよりさらに細かい振動で汚れを破壊して落とす(毛先の当たっている部分から1〜2ミリの部分まで破壊される)
このようにそれぞれ特徴が異なり、ブラシの使い方も変わってくるので注意です!
また、超音波歯ブラシにも歯ブラシの頭の部分が大きく奥歯や細かい部分に当てづらい、振動によって手に痺れを感じる、頭に響くなどのデメリットもあるので、一概に良いとは言えません。
また、『機械を使って磨いたから大丈夫!』といった考えを持ちやすくなってしまい、電動歯ブラシに変えた途端、磨き残しが増える方も多くいらっしゃいます。😵それぞれの特徴を知り、正しい使い方で磨くようにしましょう!
基本的には手用歯ブラシが上手に使えるのであれば一番良いといわれますが、朝や昼など時間をかけられない時には電動歯ブラシはとても有効的です。朝昼は電動歯ブラシ、夜は手用歯ブラシなどと使い分けても良いかもしれません。
いずれにしても、ご自身のお口の状態やライフスタイル、ブラシの形状などを総合的に考え、ご自身に合った物を使ってみてください。
わからない事がありましたら、お気軽にスタッフにご相談くださいね。